|刊行情報| 21世紀の上越スタイル 生活文化誌2005-2025  〔21世紀の上越スタイル〕プロジェクト 編

「スタイル」とは私たちにとって生き方の選択そのものである。

そこに「上越」という地理的要素を付け加えたら、今ここにある生活スタイルは、どのように見えてくるだろうか。

掲載情報
・新潟日報 8月17日・地域面 紹介記事「合併後の歩み一冊に 地域紹介きめ細かく 上越市20周年控え有志が企画」

 

新・上越市発足20年を目前に各種文化団体やNPO組織、町内会や地元企業の経験豊かな地元関係者たち32名が執筆・編集する文化事業の試み。

生活拠点を維持しつつ、セカンドステージを実現したく思っている方々にお渡ししたい移住生活の手引書・トリセツ。移住・居住の利点をコスパ的に、数量的に示すのでなく、カルチャー的に、感応的に示す。


 目次 

発刊の辞:〔21世紀の上越スタイル〕発刊によせて  中川幹太
企画説明:「上越スタイル」を考えることの意義  真野俊和

 

Ⅰ  地域をつくり地域を生きる

合併後上越市と地域NPO活動   真野俊和
上越市の合併の変遷を総括する   今井 孝
まちを創る 21世紀の上越建築スタイルの検証と提言―集まって住むということ「集住・景観・コミュニティ」を考える   磯田一裕
上越の建築文化創造をめざして 2005-2025   中野一敏
上越地域おける建築工事と建設企業の変遷   清水恵一
高田の雁木町家「麻屋高野」の過去・現在・未来   高野恒男
〔きものの小川〕の昨日今日明日   小川善司
戦後の高田、直江津、上越地域の写真環境   藤野正二
雪と生きる上越 ~宿命であり希望である雪~   滝沢一成
雁木の故郷は近くにありて遺すもの   高野恒男

 

Ⅱ  道・旅・文化交流

頸城地方の道の変遷   古賀治幸
北前船の湊から物流基地としての直江津港の未来   佐藤和夫
《道・旅・文化交流》研究 近・現代篇―鉄道と文化交流   石川伊織
新潟県鉄道発祥の地 なおえつ   牛木幸一
地域資源と景観を活かしたまちづくり―街並みfocus   岸波敏夫
頸城文化による地域社会活性化 ―頸城野郷土資料室   石塚正英
上越地方の庚申信仰と庚申塔 ―新潟県石仏の会上越支部   栗間啓志
あわゆき組のこれまでとこれから   坂下尚之
AIなんかに負けてたまるか!―22世紀を見据えた地域史研究家を目指す   湯本泰隆

 

Ⅲ  地域文化の記録と記憶

上越市三和区の古代史、魅力再発見!!―三和区井ノ口所在、「才光寺遺跡」出土遺物の歴史的意義   中嶋紀子/
頸北歴史研究会   中嶋紀子
“上越の住宅の移り変り”雑感   廣田敏郎
葬祭業者と家族葬   真野純子
お寺は人と人をつなぐ絶好の場所だ〜いちょう食堂から見えたもの〜   長尾 章
「越後瞽女」の現代的意義について   国見修二
結婚式の形を探る   橋爪法一
妙高山という険しくも美しい聖域の物語   石塚正英
「物語」から東西日本の接点直江の津と越後府中の空間を読み解く   佐藤和夫
新潟県上中越地域の文学風景   梅川康輝

 

Ⅳ  地域の景観と楽市楽座

江戸時代から続く上越のサメ食文化   井部真理
ホンダウォークの昨日・今日・明日   石塚賢一郎
上越の産業経済の明日を作る(人作り、もの作り、価値作り)   塚越 繁
イチョウで故郷の景観づくり活動 ―渡邊英夫   佐藤秀定
仲町6丁目(大鋸町・寄大工町)の昨日・今日・明日   石塚正英
芭蕉ハーブの旅   小島雅之
わが町の芭蕉ハーブ   竹澤敏江
芭蕉ハーブのプランターづくり   佐藤秀定
芭蕉ハーブ ―「薬欄にいづれの花をくさ枕」   谷眞知子

記念誌編集後記  石塚正英

表紙カバー写真:小池幹夫


2023年7月3日刊
21世紀の上越スタイル 生活文化誌2005-2025
〔21世紀の上越スタイル〕プロジェクト編(編集委員:石塚正英(代表)、真野俊和、高野恒男)
定価=本体2600円+税 ISBN978-4-7845-1762-6 A5判オールカラー208頁


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