|刊行情報| 障害社会科学の視座  堀利和/著 SQ選書

障害者と健常者が共に「否定の否定」の弁証法によって類としての高次の人間存在になるための「障害社会科学」。半世紀に及ぶ著者の思想的到達点。

神が障害者を創ったのではない
人間が神と障害者を創ったのである

社会が「人」を障害化する
社会が変われば「障害」も変わる

その社会は!
私たちが、あなたが創っているのである

本書より


序 考 現実社会の弁証法的社会変革
第一考 思想詩
第二考 コラム ザ・障害者
第三考 共飲
第四考 津久井やまゆり園事件と裁判をめぐって
第五考 利己的遺伝子から共生の遺伝子へ
第六考 労働力交換論と経済社会学
第七考 日本における障害者雇用政策の一端
第八考 障害者問題と今日的社会情勢
第九考 新型コロナウィルスと二大階級闘争史観
終 考 再び障害社会科学の視座へ

著者 堀利和 ほりとしかず
小学校4年生の時、清水小学校から静岡盲学校小学部に転校、東京教育大学附属盲学校高等部、明治学院大学、日本社会事業学校卒。参議院議員二期(社会党、民主党)。立教大学兼任講師。現在、特定非営利活動法人共同連顧問。季刊『福祉労働』編集長。

四六判並製256頁 本体1800円+税 ISBN978-4-7845-1749-7
2020年9月上旬発売

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投稿者: 社会評論社 サイト

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