|刊行情報| 米沢と文学 米沢ゆかりの文人たち 千葉正昭/著


掲載情報

*河北新報 2022年8月21日 東北の本棚 >>> こちら
*山形新聞 2022年6月15日 味読郷土の本 評者:岡英里奈「近代文学における米沢とは」

ちょっと寄り道。九人の文人たちと、米沢を歩こう!

著者は、限定的な期間だったが米沢で働く機会を得た。四季の変化が著しく、もうひとつの日本という感を深くした。……米沢という風土が生んだ文学を探る。

 目 次

文人編集者、大橋乙羽
若き日の浜田広介  童話作家の誕生
忍耐の山本周五郎  不断草と慈しみ
人情派、池上信一  大衆文芸作家の肖像
島村利正の回復劇  『板谷峠』という地理
探求する藤沢周平  『漆の実のみのる国』とは
井上ひさしと迷助教授  『一分の一』+実在の研究者
もう一つの視点、鈴木由紀子  吉良上野介と米沢
奇想天外、所健保  米沢舞台のSF世界

著者
千葉正昭 ちば・まさあき 1952年、宮城県生まれ。現在宮城学院女子大学非常勤講師。単著に『記憶の風景 久保田万太郎の小説』(武蔵野書房) 『薬と文学』(社会評論社)。共編に『大正宗教小説の流行』(論創社)『神経症と文学』(鼎書房)など。

2022年4月15日刊
米沢と文学 米沢ゆかりの文人たち
千葉正昭/著
定価=本体1700円+税 ISBN978-4-7845-1923-1 46判上製256頁

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投稿者: 社会評論社 サイト

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