〈徳島大学総合科学部モラエス研究会〉宮崎隆義・寄稿─「外国人」の足跡から近代日本をひもとく手引き(2)

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あごひげ豊かな和服のおじさんの銅像を見上げるこれまた犬の銅像。ここは徳島県の観光スポット眉山にある公園。眉山にはたぬきを祀る神社があるそうですが、こちらの犬がみあげる人の名はモラエス(ヴェンセスラウ・ジョゼ・デ・ソーザ・モラエス、1854~1929)といいます。

モラエスの生涯に触れることもまた、日本の近代史に関心を持つきっかけになります。そこで今回は、徳島大学で活動されているモラエス研究会をご案内します。ご寄稿下さるのは、写真を送って下さいました徳島大学の宮崎隆義さんです。 “〈徳島大学総合科学部モラエス研究会〉宮崎隆義・寄稿─「外国人」の足跡から近代日本をひもとく手引き(2)” の続きを読む

青木孝平/著『「他者」の倫理学』書評つづけて掲載!!

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先月9月刊行の青木孝平著『「他者」の倫理学』の書評がこの間、『週刊ダイヤモンド』2016年9月24日号、『創』2016年11月号、『毎日新聞』10月16日付に続けて掲載されています。

いずれも佐藤優氏(作家、元外務相主任分析官)の寄稿です。「最近、筆者が長い間、考えていたこととほぼ同じ問題を扱った衝撃的な書物に出会った」(『創』2016年11月号、佐藤優連載「ナショナリズムという病理」第102回より)とお書きいただきました。ありがとうございます。

今回は本書の冒頭「まえがき」(全文)を公開し、本書の魅力をご紹介いたします!  “青木孝平/著『「他者」の倫理学』書評つづけて掲載!!” の続きを読む

マンガの1コマから古典に誘う ─稲垣高広氏の講演会「ドラえもんから広がる読書の世界」(名古屋市富田図書館)と『ドラえもんは物語る』

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2016年9月17日に行われた講演会「ドラえもんから広がる読書の世界 ─藤子・F・不二雄没後20周年講演会」に行って参りました。講師は稲垣高広さん。「藤子不二雄マンガ」のファンとしてブログ「藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記」をつづけており、藤子マンガファンに限らず、多くのメディアからも注目されています。 “マンガの1コマから古典に誘う ─稲垣高広氏の講演会「ドラえもんから広がる読書の世界」(名古屋市富田図書館)と『ドラえもんは物語る』” の続きを読む

責任の重い幼児教育・保育、その歴史・理念をこの本で。──白石崇人著『幼児教育とは何か』

幼児教育

白石崇人著『幼児教育とは何か』は、2013年刊行から多くのご利用をいただいております。幼児教育と保育の現場にかかわる皆様に、本書がより多く活用していただけることを期待して序文と目次を以下に掲載します。 “責任の重い幼児教育・保育、その歴史・理念をこの本で。──白石崇人著『幼児教育とは何か』” の続きを読む

唖蝉坊演歌に誘われて(1)【須田町・池之端】散策

池之端七軒町2

唖蝉坊の演歌に誘われて東京を歩いてみると、見過ごしてきた景色にたくさんの掘り出し物が見つかりそうです。

今回はその一つ、「ヘナチョコ節」に出てくる神田・須田町から上野・池之端をトコトコ歩いてみました。 “唖蝉坊演歌に誘われて(1)【須田町・池之端】散策” の続きを読む