|刊行情報| 即時停戦! 砲弾が私たちを焼き尽くす前に アソシエ−ションだるま舎・土田修/編著

「新しい戦争」の波が日本にも迫っている。いま必要なのは「殺し合いを止めろ」と叫ぶことだ。冷静さを失いかけた世界の中で、この本は正気を保つことの大切さを教えてくれる。

大矢英代

(国際ジャーナリスト、カリフォルニア州立大学助教授)

第1章 interview

和田春樹 *国際世論の盛り上げで平和構築を
伊勢﨑賢治 *ウクライナ戦争、ガザ戦争。そして日本
羽場久美子 *パレスチナ、ウクライナ戦争とアジアからの新世界秩序

第2章 talk

西谷 修 *アメリカが変わらなければ世界は混乱に向かう
金平茂紀 *敵か味方かの論理を主張する前に
東郷和彦 *外交上、大事なのは相手国の立場に立って考える力

第3章 essay

杉村昌昭 *〈ウクライナ戦争〉と〈イスラエル・パレスチナ紛争〉への一視点──エドガール・モランの分析に即しつつ
飛幡祐規 *パレスチナ人民の不可視化と植民地主義
中野真紀子 *ここから、どこに行くのか? エドワード・サイードの提案
土田 修 *彼らも国を捨てる権利を持つんだよ、私のように
四方田犬彦 *運の悪いことに、天国だったのです。

第4章 Le Monde diplomatique

ダヴィド・トゥルトリ *ウクライナ危機の背景
セルジュ・アリミ *米大統領選挙に殴り込むウクライナ戦争
アラン・グレシュ *パレスチナ、繰り返される不正義
セルジュ・アリミ *立ち上がるパレスチナの民衆
アラン・グレシュ *問われるテロリズムの定義

ブックデザイン 大石一雄


編 者
土田修 ジャーナリスト(元東京新聞記者)、アソシエーションだるま舎代表、ル・モンド・ディプロマティーク日本語版前代表。金沢市生まれ、名古屋大学文学部卒業。著書に『調査報道―公共するジャーナリズムをめざして』(緑風出版)、『日本型新自由主義の破綻―アベノミクスとポスト・コロナの時代』(春秋社、共著)、『2023年、日本を生きるための羅針盤』(ele-king臨時増刊号、共著)


2024年1月19日刊行
即時停戦! 砲弾が私たちを焼き尽くす前に
アソシエ−ションだるま舎・土田修/編著
定価=本体1800円+税 ISBN978-4-7845-1387-1 四六判並製256頁

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掲載情報
  • 『即時停戦! 砲弾が私たちを焼き尽くす前に』:編者・土田修氏寄稿 レイバーネットWebサイト掲載 →記事リンク(外部リンク)
  • 『即時停戦! 砲弾が私たちを焼き尽くす前に』:東京新聞(2月3日付)読書面寸評欄で紹介されました

投稿者: 社会評論社 サイト

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