|刊行情報| 日本のファシズム  昭和戦争期の国家体制をめぐって  大藪龍介/著 2020年9月刊

全世界的なコロナクライシスの今日、ファシズムは再来するか。この論議のためにも、20世紀の世界戦争とファシズムの時代の厳酷な経験についての考察の一層の深化が欠かせない。

おおやぶ・りゅうすけ 元福岡教育大学教授 主著:『マルクス派の革命論・再読』小社。『明治維新の新考察』小社。『国家とは何か 議会制民主主義国家本質論綱要』御茶の水書房、2013年など。

第1章 日本ファシズム研究の諸潮流

第1節 マルクス主義史学の「日本ファシズム」論
第2節 伊藤隆の「革新」派運動論
第3節 山口定『ファシズム』
第4節 丸山眞男の日本ファシズム論
第5節 久野収の「超国家主義」論

第2章 急進主義的ファシズムの思想、運動
第1節 北一輝の革命構想と実践
第2節 陸海軍青年将校の急進主義的運動
(補)日本ファシズム研究の代表作への批判的コメント
Ⅰ 秦邦彦『軍ファシズム運動史』
Ⅱ 筒井清忠『昭和期日本の構造』
第3節 政治体制のファシズム化への前程
第4節 国家総力戦・総動員体制の構築

第3章 国家総力戦体制のファシズム化
第1節 軍部主導の政治運営へ
第2節 近衛内閣の登場と国家総動員法、「東洋新秩序」
第3節 第二次・三次近衛内閣と大政翼賛会、三国同盟締結
第4節 東条内閣、軍部の直接的政治支配
第4章 日本ファシズムの特質
第1節 日本ファシズムの全体像
第2節 軍部ファシズム
第3節 丸山理論および山口テーゼの改定
第4節 ファシズム体制と権威主義体制

人名索引

定価=本体2100円+税 ISBN978-4-7845-1583-7 四六判上製202頁


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投稿者: 社会評論社 特設サイト 目録準備室

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