|刊行情報| 「おとなの女」の自己教育思想 国立市公民館女性問題学習・保育室活動を中心に 村田晶子/ 著

*早稲田大学総合人文科学研究センター【著作紹介】https://www.waseda.jp/flas/rilas/news/2023/07/18/11109/

* 日本教育学会『教育学研究』58巻(2022)書評掲載
*熊本日日新聞 2021年9月26日付読書面「上野千鶴子が読む」欄に書評掲載。

本書の目的は、女性差別を克服し誰もがその人権を保障され豊かな人間性を育てることができる社会を構築する「おとなの女」の自己教育のあり方を明らかにすることである。

それは、一人ひとりの自己を育てる豊かな学びとそれを支える〈学び合うコミュニティ〉の形成、そこで探求された自己教育の組織化のあり方を明らかにすることでもある。


【主要目次】

第1部 女性問題学習実践研究の問題構成

第1章 社会教育実践分析研究と学習過程研究の課題
第2章 女性問題学習実践の研究視点と方法

第2部 国立市公民館女性問題学習・保育室活動の実践研究

第1章 「おとなの女」と学習を考える視点
第2章 「おとなの女」の学びという問い
第3章 公民館保育室活動と学習の組織化
第4章 女性問題の克服と「保育室だより」の学び方
第5章 学習を組織する社会教育職員の専門性
第6章 「おとなの女」の自己教育思想
第7章 公共性を問う女性問題学習
結 論 実践と省察を架橋する社会教育学研究

[刊行に寄せて]
「村田晶子社会教育学」の宣言(大槻宏樹)
本研究の教育実践研究における意義(柳沢昌一)


村田晶子 むらたあきこ 早稲田大学文学学術院教授。著書に『女性問題学習の研究』(未来社)『復興に女性たちの声を—「3・11」とジェンダー』(編著、早稲田大学出版部)等がある。

2021年8月12日刊
「おとなの女」の自己教育思想 国立市公民館女性問題学習・保育室活動を中心に
村田晶子/ 著
定価=本体4500円+税 ISBN978-4-7845-1152-5 A5判上製528頁


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投稿者: 社会評論社 サイト

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